フィリピンを経験したことのない日本人がこれを読むと、「何、この文句のつけかたは?郷に入れば郷に従えって諺を知らんの?」とか思うかもしれない。普通、日本の賃貸ではこんなこと言わないか、もしくは諦める人が多いと思います。自分の場合は後者で「フィリピンは、こういう国だって聞いていたし、言うだけ時間が勿体無いって思っていました。」では、そうやって諦めた人の顛末をお話しようと思います。
賃貸を出たあとはdepositの返還額の交渉になります。では、オーナーから来たメールを紹介します。
P2145 - Orocan blue drawer shelvesrocan blue drawer shelves
P6750 - Water heater
P580 - Toilet flapper/valve
P950 - Curtain rod
P1000 - Unit/Aircon cleaning
青い棚が無くなったから弁償してって言われました。
誰がこんなもんを盗むんだって話ですよねwww
でも、無くなったのは、あなたがいなくなった後だからってことで5,000円ほど取られました。
Water heater。
シャワー用に使う温水器。これも最初から調子が悪かったものです。これは、一度、文句を言って変えてもらいました。でも、それでも調子がイマイチだったのでアホらしくて諦めたことを覚えています。その結果が、15,000円ほどの支払いです。我慢してあげた恩を仇で返された形です。
Toilet flapper/valve
これは、トイレのタンクに入っている機械部分です。これも最初から壊れていたのを自分のせいにされました。
Curtain rod
これは何のことかサッパリわかりません。
Unit/Aircon cleaning
こんなんを払う義務があるのかも謎。
こうして、3万円ほどボッタクられることになりました。すでに日本に帰った後なので文句を言っても何もできません。ここから得られる教訓は以下の2点です。
- 入居時点でシッカリとチェックして問題だと思われるところは写真を添付してメールを送っておく。
- 退去時点では、一通りの写真を撮っておくというところだと思います。